デジタル・ジャングル 大学受験,社会全般 記憶力+闘争心➙責任感

記憶力+闘争心➙責任感

楽しくない時代を楽しく・・・

 のっけからやる気が無いですが、「厭な時代だ」と思います。ひと昔前だと「座頭市」じゃないですけれども「厭な渡世になったものだ」(って、大半の人は知らないと思うので、この辺りはスルーして下さい、笑)。

 この30年間、デフレ不況が続いて給料は目減り、40前になればどんな高学歴でも潜在的にリストラ対象、大して仕事してないのに上場企業の役員連中は億単位の給料もらってやりたい放題・・・、おまけにここへ来て政治の世界で裏金作りが露見・・・。

座頭市 ジャーナリズムではない教育事業体の私共から見ても、強い違和感と憤りを感じざるを得ません。

 そりゃこれじゃ社会全体の活力は生まれないし、手間暇掛けて人を育てようって気にもなりませんよね

 だからこそ人と違う事をやる意味があるのです。皆が「そんなの無理」とか言っているからやる意味があるんです。

 考えてみて下さい、皆が「そんなの無理」と言って手を拱いている間に実行して上手く行けば独り勝ちですよ、こんな美味しい話はありません。

 では、そのために何が必要か、そうすることで何が得られるかを話したいと思います。

まずは「負けん気」

 ダイエットでもスポーツでも仕事でも、勿論勉強でも、何をやるにしても意志がなければ実行も継続もありません。

 そしてその意志というのは「負けん気」です。綺麗な言葉で言うと「闘争心」、「闘う心」です。闘う相手は何でも構いませんが、手っ取り早いのはライバルを見付けることです。

 ライバルというのは自分と同じ位のレベルの相手が良いとか言う人がいるかもしれませんが、それは嘘です。自分と同じレベルの人間と競争しても進歩しません、少し頑張れば追いつける、追い越せるくらいの相手がライバルとして適格です。

 ライバルを設定とすると追いつき追い越そうと徹底的に努力します。当たり前の話です。昨今ではビジネスの世界で「PDCAサイクルを重視しようとか言って、まずはPlanー計画策定ーからという風潮があるようですが、無駄な努力です。中途半端な理論家にしかなれません。いつまで経っても実行しないのがオチです。「東大生のノートが綺麗なのはなぜか?」と同じ、目標を見誤っています(よくあんなことを議論のテーマにしたり出版したりする輩がいるものです、余程読者はバカだと思われているのだと思いますよ)。

 目的は自分の能力の向上であって中途半端な理論家になることではありません。

 まずは足掻くことです。何でも良い、手当たり次第、思いつくまま、考えられるだけのことをやれば良い。それで上手く行くこともあるでしょう。それはそれでラッキー。

 では上手く行かないときはどうか?悔しい筈です。そりゃそうです、頑張ったのに目的を達成できないなら悔しくて当たり前。悔しくなければ元々やりたくないのか出鱈目にしかやっていないという事です。

 それが「闘争心」です。そこでどうすれば良いか、相手にあって自分にないものは何か、それを埋めるにはどうすれば良いかを考えるわけです。 

談志 ここで絶対にやってはならないのは「嫉妬」です。談志師匠ではないですが、嫉妬というのは自分より優れている相手を自分のレベルまで下げて心の中で攻撃することです。一時的には気持ちは楽になりますが、それだけです。何の解決にもなりません。

 やるべきは分析ー余計なものを捨象して本質を見出すことです。そして分析しながら実行するのです。目標が中途半端な理論家になることなら分析してから実行で良いでしょうが、目的を見誤ってはなりません。

 目的を見誤るのは「これで良いや」と妥協するからです。見誤らないのは「闘争心(負けん気)」があるからです

 若い頃、特に学齢年齢の頃とか20代前半は記憶力のピークです。色んなものを吸収します。関心があるものはとくにそうです。闘争心に後押しされていれば尚更でしょう。積極性が違います。

 (ついでに言うと、私共が「ワンクールは2週間で」と提唱しているのは、記憶曲線が2週間でゼロに近付くから、というのもあります。詳細はこちらをクリック)

 そうしてやっているとライバルと思っていた相手なんて遥か後方にいるかもしれません。

 じゃあ、あとは安心して手を抜いてしまうのかというと、闘争心が本当にその人に備わっているならそういうことはないでしょう。「習慣は第二の天性」という状態になっています。

 その頃には新しい、より大きな目標が出来ているでしょう。また、記憶力というのは能力が上がれば上がるほど失敗体験を覚えるという風に作用します。プロ野球の選手でも一流になるほど失敗したプレーを記憶しているらしいです。要するに能力が上がれば上がるほど、失敗体験のファイルが頭の中に蓄積されます

 となると、「失敗したくない」とか「失敗した自分が許せない」という精神が育まれます。これが本当の意味での「プライド」です。

 闘争心とこれに支えられて失敗体験のファイルを蓄積した記憶力が化学反応を起して出来るのが責任感」です。

 そして、これが社会においてその人を信頼できるかどうかの指標のひとつになるのです。

 「裁量+責任➙自由の話に繋がりますが、これはまた別の機会に。

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